P16P17 国文学研究資料館蔵
(読み)
摂 州 木津 干 瓢
きつの可んへう
せっしゅうきつのかんぴょう
む可しハ大 坂 三津寺 前 より於本く干 瓢 を出
むかしはおおさかみつでらまえよりおおくかんぴょうをだ
須今 ハ其 地町 家と奈りぬ其 南 能一 村 を
すいまはそのちちょうかとなりぬそのみなみのいっそんを
木津と云 里 人 これを作 り実の里多る時 取 て輪切 尓し皮 を
ミ 王
きつというさとびとこれをつくりみのりたるときとりてわぎりにしかわを
去 て細 くむきあげ竿 尓可けて日尓本須其 白 きこと雪
さ本
さりてほそくむきあげさおにかけてにひほすそのしろきことゆき
のことし木津ハ可ん飛やうの名 物 也 凡 こ連をむく尓ハ剃 刀
およそ 可ミそり
のごとしきつはかんぴょうのめいぶつなりおよそこれをむくにはかみそり
を左 の手尓持 右 の手尓て輪切 の可んひやうをまハしてむく也
をひだりのてにもちみぎのてにてわぎりのかんぴょうをまわしてむくなり
(大意)
略
(補足)
「大坂三津寺」、『大阪市中央区心斎橋筋にある真言宗御室派の準別格本山の寺院。山号は七宝山。本尊は十一面観音菩薩。御堂筋に面しており、地元では「みってらさん」あるいは「ミナミの観音さん」の通称で親しまれている』。
絵の構図がどこかでみたなとおもって数頁戻ってみたら、「美濃釣柿」でした。ピッタリ重ね合わせられるくらいそっくりです。
輪切りにむいた干瓢を干す場所、竿につるしてあるものや、地面の筵(むしろ)の上のものなど、とても丁寧に(干す竿を引っ張り上げる綱にはちゃんとより目がはいってる)描かれています。こういったものは得意としているようですけど、干している右側の職人さんの脚の構えが逆ハの字になっていて、痛そう。
おんぶされている赤ちゃん、アップにしてみると笑ってます。

















































