2026年5月10日日曜日

日本山海名物圖繪巻之三 その18

P34P35 国文学研究資料館蔵

(読み)

薩 摩大 嶋 黒 砂糖

さつま於ゝしまくろさとう

さつまおおしまくろさとう


甘 蔗 と云 草 俗 尓砂糖 黍 と云 莖 ハ竹 尓

可んしや           きび   くき

かんしゃというくさぞくにさとうきびというくきはたけに


似て葉ハ黍 尓似多り実奈し古 根ゟ 苗 を

    きび

にてははきびににたりみなしふるねよりなえを


生  春゛此 葉を取 てよくたゝきく多゛きて煎 じつめ石 灰 を加 へてか多め

しょうず このはをとりてよくたたききだ きてせんじつめせっかいをくわえてかため


多るを黒 砂糖 と須百  姓  多 くこれをつくりて年 貢尓納 む菓子を

                          袮んぐ

たるをくろざとうとすひゃくしょうおおくこれをつくりてねんぐにおさむかしを


製 春るに専   これを用 由唐 より王多る黒 砂糖 よりハ

     もつ者ら

せいするにもっぱらこれをもちゆとうよりわたるくろざとうよりは


色 も黒 く味 阿しゝ唐

いろもくろくあじあししとう


尓て白 砂糖 氷  砂糖 をこしら由る毛皆 此 草 也

にてしろざとうこおりざとうをこしらゆるもみなこのくさなり


日本 尓てハ黒 の外 ハ白 ハ不出来

にほんにてはくろのほかはしろはできず

(大意)

(補足)

「甘蔗」、『かんしょ【甘蔗】〔「かんしゃ(甘蔗)」の慣用読み〕サトウキビの別名』。この歳までサトウキビは「かんしょ」だとおもってました。

 いちいち指摘しなくてもよいとはわかってはいるのですけど、一番左端の男の人の座り方、腰から下が前向きに見えます。気になって気になって・・・

 ちょうど頁をまたいでしまっている、絞り器。いろいろな作業に使われていて、日本の伝統的な器具だとおもいます。

 ちょうど今、我が家では白砂糖ではなく、茶色いサラサラの「沖縄の砂糖」を使っています。ヨーグルトにかけたり、トーストのとけたバターの上にかけたり、おいしいです。

 

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