2026年5月14日木曜日

日本山海名物圖繪巻之四 その1

P1 国文学研究資料館蔵

(読み)

住吉宝市

すミよした可らのいち

すみよしたからのいち


播 州  住 吉 太 神 宮 毎 年 九月 十  三 日 

     すミよしたいしんぐうまい袮ん

ばんしゅうすみよしたいしんぐうまいねんくがつじゅうさんにち


宝  の市 とて大 神 事

          じんじ

たからのいちとてだいじんじ


有 社 務社 司大  祢宜のこら須゛出  仕尓て神 供 阿り大 坂

  しゃむしやし多゛い袮ぎ     し由川し  じんぐう

ありしゃむしゃしだ いねぎのこらず しゅっしにてじんぐうありおおさか


堺  其 外 の村 ゝ より参 詣 の人 おび多ゝし

さ可ひ           さんけい       

さかいそのほかのむらむらよりさんけいのひとおびただし


商  人ま須物 尺 奈とを専    尓

あきんと  ものさし   もつ者゜ら

あきんどまずものさしなどをもっぱ らに


賣 参 詣 の人 吉 兆  なりとて買 て帰 る也

うる       きつて う    可 い可へ  

うるさんけいのひときっちょうなりとてかいてかえるなり


委   ハ住 吉 名 勝 志尓見由

くハしく すミよしめうせうし

くわしくはすみよしめいしょうにみゆ

(大意)

(補足)

 おなじような画をみたなとおもって調べたら「日本山海名物圖繪巻之三その8住吉浦汐干」でした。

「神供」、『じんく【神供】〔「じんぐ」「じんぐう」とも〕① 神への供え物。お供物(くもつ)。② 密教で,護摩(ごま)をたくとき,壇を設けて十二天ならびに鬼神などに供物をささげること』

「住吉名勝志」、「勝」のふりがなの「せ」と「う」の間にもう一字あるのですけど、よくわかりません。

 住吉大社は商売繁盛のご利益もあって、(画の左下で売っている)升や物差しは「正直に量る」という意味で縁起が良いとされ、商売人から庶民まで買い求めたとのことであります。

 松の葉が扇子の骨のように見えてきます。

 

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