P107 「船橋市西図書館所蔵」「画像の無断ダウンロード禁止」
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(読み)
佐渡金 堀 之圖
さどきんほりのず
金 尓砂金(サキン)石 金 其 外 数種(スシユ)
きんに さきん いしかねそのほか すしゅ
あり砂金 ハ山 谷土砂(ドシヤ)の中 に
ありさきんはさんや どしゃ のなかに
生 春゛又 瓜子(ウリザネ)金 麩(ナスビ)金 と可
しょうず また うりざね きん なすび きんとか
阿り精煉(トラカシ)して熟(ジユク)金 と
あり とらかし して じゅく きんと
なす石 金 ハ岩 石 の間
なすいしかねはがんせきのあいだ
に混合(コンガウ)して方 言「シ
に こんごう してほうげんし
ラマサ」といふ人 夫砿 中(アナ)
らまさ というにんぷこう あな
の金脈(ツル)をつ多ふて堀 捕
の つる をつたうてほりとる
毛の奈り
ものなり
(大意)
略
(補足)
詞書きの題名に「堀」とあって、これは昨日も記したとおり現在では「掘」が⭕️。漢字の試験で「土」+「屈」をかいたら❌️になります。
赤札中央「カケヤ尓天孫八を打込む」、画を見ればあきらかで、カケヤは金掘大工が握っている大きな木槌、孫八は地面にある杭のようなもので「鑚(たがね)」。
左の2枚め「水ぬき」、この画ではところてんを押し出す器具ににて取っ手を上下にしてつかってますが、丸い筒状の水抜きもあって、それは手元でクルクルまわして使うものだったようです。
お尻にあてている円形のものは「腰当(しりあて)カマス」。
壁にさしてある灯りとりはサザエ殻のよう。
佐渡金山の江戸時代の最盛期の金(銀等)の産出量は世界一だったそうです。現在は掘り尽くしたといわれていますが、現代の科学をもってすれば、付近の海底に金鉱脈を見つけることができるのではと夢想してしまいます。
昨日の「佐渡國金山之圖」の元絵を広重としましたが、さらに広重は「日本山海名物図会巻之一 金山鋪口(かなやましきくち)NDL所蔵」を参考にしているようです。
今日の元絵も同様です。「日本山海名物図会巻之一 金山鋪の中能繪(可奈やましきのうちのゑ)NDL所蔵」。
わたしのBlogですでに「日本山海名物図会全5巻」をUPしてあります。
鉱脈の中ですから手元や壁の灯り以外のところはほとんど真っ暗なはずですけど、金掘大工たちはそれぞれスポットライトをあびたように生き生きしています。
最近『佐渡絢爛』(赤神諒・著)を読みました。面白かった。

















