P106 「船橋市西図書館所蔵」「画像の無断ダウンロード禁止」
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(読み)
佐渡 國 金 山 之圖
さどのくにきんざんのず
皇国(クワウコク)金 を發見(ハツケン)せしハ
こ うこく きんを はっけん せしは
人 皇 四 十 六 代 孝謙(カウケン)天 皇 の
にんのうよんじゅうろくだい こうけん てんのうの
御 宇始 めて陸奥 國 より献(ケン)
ぎょうはじめてむつのくにより けん
納(ノウ)すと云(イフ)蓋(ケタシ)し當 國 盤
のう すと いう けだし しとうごくは
諸 郡 より出春と雖 ども
しょぐんよりだすといえども
就中(ナカンツク)雑太(ザウタ)郡 相 川 西 見川
なかんずく ぞうた ぐんあいかわにしみかわ
金 北 山 より堀 出すこと最 も夥(オヒタ)シ
きんぼくさんよりほりだすこともっとも おびただし
其 出 額 年 々 五十 〆 目余 ニ至
そのしゅつがくねんねんごじっかんめあまりにいた
れり実 尓盛 奈ること海 内 第 一 也
れりじつにさかりなることかいだいだいいちなり
(大意)
略
(補足)
赤札が3枚あります。右から「風廻し口」、「四ツ留口」、「水抜口」。四ツ留口の入口上部には白い御幣を飾った額があり安全祈願。鉱山は水との戦いで、一日中ただひたすら水を桶で汲み上げる職人もいました。
「御宇」、『ぎょう【御宇】〔宇内(うだい)を統御するの意〕天子の治世の期間。御代(みよ)。「宇多天皇の―」』。
「金北山(きんぽくさん)」、『標高1171.9mで、佐渡島および大佐渡山地の最高峰』。
「堀出す」は「堀出す」です。詞書きの「堀」は「お城の堀」のホリ、土偏です。「扌」は「穴を掘る」のホル。まぁ細かいこと気にしないのがこの時代。
「海内」、『かいだい【海内】四海の内。国内。天下。「―無双」「―に御威光(ごいこう)輝き」〈自由太刀余波鋭鋒•逍遥〉』。
3つの入口の岩の色の濃淡がちょっと不気味で怖い。
先代広重の「六十余州名所図会 佐渡 金や満」、
この画が元になっているようです。両方の画の明暗の差が気になるところです。















