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(読み)
同 國 津軽 昆 布採 之圖
どうこくつがるこんぶとりのず
昆布(コンブ)ハ當 國 北 郡 今別(イマベツ)及
こんぶ はとうごくきたぐん いまべつ およ
び津輕(ツガル)辺 より出づ海 中 の
び つがる あたりよりいずかいちゅうの
岩 間の石 尓着(ツイ)て生 須゛その
いわまのいしに つい てしょうず その
幅(ハゞ)一 尺 尓春ぎ長 サ数丈(スチヤウ)尓
はば いっしゃくにすぎながさ すじょう に
い多る淡黄(ウスキ)色 尓してその
いたる うすき いろにしてその
邊(ヘ)り青 黒 なり古連を
へ りあおぐろなりこれを
刈(カ)り干して他邦(タハウ)尓出須
か りほして たほう にだす
俗 尓煮(ニ)て食 春れバ面(カホ)に
ぞくに に てしょくすれば かお に
瘡(カサ)を生 ぜ須゛といふ是 古昔(ムカシ)
かさ をしょうぜず というこれ むかし
の和方 奈り
のわほうなり
(大意)
略
(補足)
「同國」、陸奥国。
「一尺尓春ぎ」、『すぎ【過ぎ】① 時間・年齢などを表す語の下に付いて,その時間や年齢をすでにすぎていることを表す。「七時―に帰る」「四〇―の女性」』。現在では長さに使うことはあまりなさそうです。
「和方」、『わほう ―はう【和方】漢方に対して,日本古来の医方。日本古来の医術』
この版では「画工」、「出版人」、「御届」がはっきり記されています。
柄の長い鉤竿(かぎさお)をもつ漁師が着ているのはアイヌ人が着用しているガウンのように見えます。ごく普通に交流があったものとおもわれます。
昆布漁をする所は沖からすぐ峻険な山になるところが漁場なので、浜は満潮になればなくなってしまうくらいのところ多い。ここでもわずかばかりの浜に干していますし屋根の向こうに物干し竿にぶら下げています。
磯場に入って舟を操るのは命がけで、波にあおられて和船を岩にぶつければ砕けて沈没です。













