P29 国立国会図書館デジタルコレクション蔵
P29_1
(読み)
伊豫 國 牛蒡 堀 之図
いよのくにごぼうほりのず
牛蒡(ゴバウ)ハ諸 國 培養(ハイヤウ)せ
ごぼう はしょこく ばいよう せ
ざる処 奈しと雖 も豫州
ざるところなしといえどもよしゅう
各 郡 尓て培 養 する物
かくこおりにてばいようするもの
を第 一 等 と須その大
をだいいっとうとすそのだい
奈る物 四 尺 余 尓い多る
なるものよんしゃくあまりにいたる
太 きこと左しわ多し
ふときことさしわたし
三 四 寸 尓あ満る和(ヤハ)ら
さんよんすんにあまる やわ ら
可耳してその味 ハひ
かにしてそのあじわい
尤 佳(カ)なり
もっとも か なり
(大意)
略
(補足)
「伊豫國」、愛媛県。予州。
「左しわ多し」、変体仮名「左」(さ)のかたちが、「左」は左側に形が流れているのに、変体仮名では右にながれていて、なんかもやもやします。
「あ満る」、ここの「あ」は変体仮名「安」におきかえたほうがよさそう。
こんなでっかい牛蒡があるわけがなく、巨大さを誇張するのが浮世絵・錦絵のあるあるなので、それにならったものでしょう。しかし、長さが四尺(120cm)、太さが三四寸(9〜12cm)と詞書きにあってデカイことはでかい!それくらいのおおきさの牛蒡を甘く煮付けたものを長野県は野沢村で食したことがあります。
左の小屋の土壁、ひび割れを入れるのが鉄則です。お手伝いの子どもの着物柄が鮮やかできれいです。














