P19 国立国会図書館デジタルコレクション蔵
P19_1
(読み)
駿 河 国 竹 細 工製 ノ図
するがのくにたけざいくせいのず
安部郡 静岡(シヅヲカ)の産 尓して
あべぐん しずおか のさんにして
種々(シユ\/)の竹 を以 て製造(セイザウ)す
しゅしゅ のたけをもって せいぞう す
文房具(ブンハウク)酒具(シユグ)菓子(クワシ)者゛ち
ぶんぼうぐ しゅぐ か し ば ち
茶器(チヤキ)及 び諸般(シヨハン)の器物(キフツ)笠(カサ)
ちゃき および しょはん の きぶつ かさ
の類(ルヰ)種 々 の細 工あり皆(ミナ)
の るい しゅしゅのさいくあり みな
精巧(セイコウ)尓して世尓称(シヨウ)せら
せいこう にしてよに しょう せら
るゝ故 尓駿 河細工(サイク)と称
るるゆえにするが さいく としょう
せり
せり
(大意)
略
(補足)
白い犬にのっている子どもの後ろには大きな車輪が見えていて、これは大八車ではなく人力車。その子どものとなりのお子様はお金持ちの家なのか靴をはいて手持ちの荷物はどことなく舶来風。店先をながめる旅人らしき方は洋傘をさしうしろに荷物持ちを従え、店の中ではそろばん片手に商談する番頭らしき人はザンギリ頭。どこもかしこも文明開化です。
暖簾の「竹」の字は、竹の節をいれてこった意匠にしています。「するかや」さんの看板「細工志奈\/」(さいくしなじな)の上が読めません。「細」の上は「駿」or 「筋」?














