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(読み)
鶴 鷹 之圖二
かくようのずに
鷹 ハ甲斐日 向丹 後伊豫
たかはかいひゅうがたんごいよ
等 尓て捕るものハ皆 小鷹
とうにてとるものはみなこたか
尓して奥 州 尓て捕るものハ
にしておうしゅうにてとるものは
大 た可奈り白 鷹 ハ朝 鮮 よ
おおたかなりしろたかはちょうせんよ
里來 りて鶴 厂 をうつもの
りきたりてつるがんをうつもの
なり鷹 を養 ふことハ朝 鮮
なりたかをやしなうことはちょうせん
をもととし本 朝 尓てハ十
をもととしほんちょうにてはじゅう
七 代 仁 徳 天 皇 の御 宇阿(アニ)
ななだいにんとくてんのうのぎょう あに
弭(ネ)古といふ人 初 て鷹 を献
ね こというひとはじめてたかをけん
せし時 尓百済 の皇子酒 君
せしときにくだらのみこさけのきみ
をして是 を馴(ナラ)さしめ遊
をしてこれを なら さしめゆう
猟 尓諸 鳥 をとらしむ是 則 ち
りょうにしょちょうをとらしむこれすなわち
我 朝 ニて鷹 を養 ふの始 也
わがちょうにてたかをやしなうのはじめなり
(大意)
略
(補足)
「大日本物産圖會その59」が「伊予国鷹捕之圖一」でした。伊予国は愛媛県。
「厂」、『がん【雁・鴈】カモ目カモ科の水鳥のうち,ハクチョウ類に次いで体の大きい一群の総称』。
鷹匠の足元の札書きに「鷹ヲ馴ス図」、左手には鷹。右手は籠の中でご褒美。
紐付きで放たれたのは、鷹に襲わせる練習のための鳩でしょうか。紐をくるりと輪にして描いているところがにくい演出です。山々の風景は遠近があって稜線をみせる山に不思議と立体感があります。山の画には必ず川があるのがお約束で、右隅にチラッと忍ばせています。















