P6P7 国文学研究資料館蔵
(読み)
松 前 昆 布
まつまへこんぶ
まるまえこんぶ
奥 州 松 前 の海 中 の石 尓つきて生 須゛長 さ数丈 海 上 尓
をうし うまつまへ 可いち う いし せ う 奈可゛すしやう可いしやう
おうしゅうまつまえのかいちゅうのいしにつきてしょうず ながさすじょうかいじょうに
う可び出るを長 柄の鎌 尓て舟 より是 を切 て取 阿げ
奈可゛ゑ 可ま ふ年 これ きり とり
うかびでるをなが えのかまにてふねよりこれをきりてとりあげ
人 家のや袮尓本す也 又 家 のや袮を昆 布尓てもふく也 ◯若 狭昆 布
しん可 いゑ 王可さ
じんかのやねにほすなりまたいえのやねをこんぶにてもふくなり わかさこんぶ
王可さ能海 より出 る尓あら須゛松 前 より伝 へて古ゝ尓てこしらへて売 也
うミ 徒多 うる
わかさのうみよりいずるにあらず まつまえよりつたえてここにてこしらえてうるなり
名 物 と奈れり◯松 前 より乾 鱖 鯡 干海鼡串 鮑 ホ 多 くい徒゛る
可らざけ尓しんい里こくし可い
めいぶつとなれり まつまえよりからざけにしんいりこくしがいなどおおくいず る
(大意)
略
(補足)
「乾鱖」、『からざけ【乾鮭】サケの腹を裂いて内臓を除き,塩をふらずに陰干しにしたもの』。
「ホ」はもちろん「等」の略字。
ある日の浜の風景をきりとった画、現在でもかわってません。子どもをあやしておばあさんに見せています。その奥の部屋には小さな竈(かまど)があります。
若かりし頃、何度か北海道を旅しました。霧多布だったかなぁ、どこだろう、切り立った岬に打ち寄せる波に2,30メートルくらいある長い身をまかせるように、たゆたゆとゆれる昆布を見たときは驚き、感動したものでありました。






