P9_2 同志社大学デジタルコレクション所蔵
(読み)
◯太平守(多いへいまもり)の太刀(多ち)の傳
たいへいまもり の たち のでん
この図(づ)のごとく切(きつ)さ起へ
この ず のごとく きっ さきへ
いとを由ひつけ手に
いとをゆいつけてに
もち古し越ひ年流と
もちこしをひねると
ぬけるなり
ぬけるなり
(大意)
◯太平守の太刀の傳
この図のように切っ先へ
糸を結いつけ、手に
持ち、腰をひねると
抜ける。
(補足)
「太平守の太刀」の意味がよくわからないのでAIにききました。
『主に舞楽(雅楽の舞)の演目である『太平楽(たいへいらく)』で用いられる装飾的な太刀(太平楽飾太刀(たいらくかざたち))を指す。「太平楽」とは、即位の大礼など非常にめでたい席で、天下泰平(世の中が平和に収まること)を祝って奏される舞楽です。この舞を舞う際、武官の甲冑姿をした4人の舞人が手にするのがこの太刀です。つまり、人を傷つけるための武器ではなく、平和と繁栄を祈念・祝福するためのシンボル(儀仗用の太刀)としての意味を持っています』、とのことでした。
「由ひつけ」、変体仮名「由」(ゆ)が重ね書きのようになっていますが、「ゆ」でよろしいかと。
鞘から刀がとびだすという一瞬芸一発芸。座敷芸でうけそうです。






