P2 国文学研究資料館蔵
絵本直指寳(えほんなざしだから)P2
(読み)
かゐこやしない草 㐧 二
かいこやしないそうだいに
蚕 和づらいなやむ事
可いこ
かいこわずらいなやむこと
ありて桑 を志可\/食
くハ くハ
ありてくわをしかしかくわ
ぬこと四度あり是 を眠
ど 袮ふり
ぬことよどありこれをねむり
ともよどむ共 休 とも
ともよどむともやすむとも
㐧 二度め能やすミを高
多可
だいにどめのやすみをたか
休 共 二ど居共 なけの
ゐ
やすみともにどいともなけの
や春ミと毛いふ㐧
やすみともいうだい
三 度めのや春ミを
さんどめのやすみを
ふ奈の休 ともいふ
ふなのやすみともいう
すべてや春ミ能時
すべてやすみのとき
ハ桑 をあ多ふる
はくわをあたうる
こと其 加減 ありと
ことそのかげんありと
いへ里
いえり
古ゝ尓
ここに
図するハ
づ
ずするは
く王をつむ
くわをつむ
体 なり
ていなり
北 尾重 政 画
きたおしげまさえ
(大意)
略
(補足)
原本である『絵本直指寳(えほんなざしだから)』と読みくらべると、文章はP1でもこのP2でもほとんどそのまま使用しているのがわかります。しかし、漢字や変体仮名の使い方が異なっていたりしています。
原本の「たけ乃や春ミ」がここでは「なけのや春ミ」となっていて、これは単純なまちがいでしょう。
原本ではお姉さんたちはかいがいしく楽しそうにおしゃべりしながら働いています。こちらの彩色の絵では、ちょっとすましていて、真ん中のお姉さんは慣れた手つきでキセルで一服。
この絵では桑の木が大きく、樹木と呼ぶような大きさです。これでは大変なので桑の木は小型化されて、現在我々がみるような背丈くらいの大きさになりました。













