P16P17 国文学研究資料館蔵
(読み)
堺 庖 丁
さ可ひ本゛うちやう
さかいぼ うちょう
泉 州 堺 の津山 上 文 珠 四郎 庖 丁 鍛冶の名 人 也 正 銘
せんしゅうさかいのつやまがみもんじゅしろうぼうちょうかじのめいじんなりしょうめい
黒 打 と云 刃金 のき多ひよく切 あぢ格 別 よし出刃
者可年 で者゛
くろうちというはがねのきたいよくきれあじかくべつよしでば
薄 刃 指 身庖 丁 ま奈箸 た者゛こ庖 丁
うす者゛さしミ 者゛し
うすば さしみぼうちょうまなば したば こぼうちょう
何 れも皆 名 物 也◯荘 子尓いハく
そうじ
いずれもみなめいぶつなりそうじにいわく
庖 丁 能 解 牛 庖 丁 ハもと料 理人 の名也
よくとくうしを
ほうちょうよくとくうしをほうちょうはもとりょうりにんのななり
其 人 つ可ひ多る刃物 奈れバ
者
そのひとつかいたるはものなれば
とてつゐ尓庖 丁 を刃物 の名と奈せりむ可し何 人 可さ可しくもろこし能
者
とてついにほうちょうをはもののなとなせりむかしなんびとかさかしくもろこしの
故事をとりて名付 そめけん今 ハ俗 尓通 して其 名ひろま礼り
こじをとりてなずけそめけんいまはぞくにつうじてそのなひろまれり
(大意)
略
(補足)
「正銘」、『しょうめい しやう―【正銘】〔由緒正しい銘がある意〕ほんもの。「正真―のダイヤモンド」』
「庖丁解牛」、『『荘子』養生主篇に登場する寓話「庖丁解牛(ほうていかいぎゅう)」は、料理人の丁(てい)が文恵君(ぶんけいくん)のために、牛の骨と肉の隙間を見極めて自在に牛を解体する話。技術を超えた「道(どう)」の境地に達することで、刃を傷めることなく、余裕を持って物事を成し遂げ、生を養う(養生)知恵を伝えている』とAIの概要より。
看板は「黒折 山上文殊四郎 正銘」。

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