2026年6月5日金曜日

日本山海名物圖繪巻之五 その6

P10P11 国文学研究資料館蔵

(読み)

蜆  貝

志ゝミ可い

しじみがい


海 と河 との塩 ざ可ひ尓多 く生  須又 湖 水  尓も阿り

             おゝ しやう   ミ川゛うミ

うみとかわとのしおざかいにおおくしょうずまたみず うみにもあり


小蜆  を取 て泥 池 の中 尓やし奈ひおけバ年 をへて甚

        どろいけ           とし   者奈者多゛

こしじみをとりてどろいけのなかにやしないおけばとしをへてはなはだ


お本きくなりて味 よしといへり蜆  を取 尓ハ竹 籠 をこしらへ

       あぢ              多け可ご

おおきくなりてあじよしといえりしじみをとるにはたけかがをこしらえ


底 尓袋  網 を付 て水 中  をかきて取 也 土 砂 と共 尓

そこ ふくろあミ つけ              つちす奈

そこにふくろあみをつけてすいちゅうをかきてとるなりつちすなとともに


袋  の中 へ入 て

ふくろのなかへいりて


志ゝミハ袋  の中 尓残 り土 砂 ハ袋  あミよりもれてのく也 身志ゞ

           のこり                   ミ

しじみはふくろのなかにのこりつちすなはふくろあみよりもれてのくなりみしじ


ミハ貝 を釜 尓てたき水尓由りて貝 殻  を去 てむきみとする也

     可ま         可い可゛ら さり

みはかいをかまにたきみずにゆりてかいが らをさりてむきみとするなり

(大意)

(補足)

 現在は、袋網のかわりに金属の籠で砂底をかき取るようにして行っていますが、やっていることはおなじです。

 

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