2026年6月16日火曜日

日本山海名物圖繪巻之五 その17

P32P33 国文学研究資料館蔵

(読み)

鯨  引 寄  図

くじらひきよせるづ

くじらひきよせるず


徒きとめ多る鯨  尓真綱 を徒けろくろ尓て地方 へ引

          まづ奈        ぢ可多 ひき

つきとめたるくじらにまづなをつけろくろにてじかたへひき


よする也 此 ろくろをかぐらさんと云 其 肉 を切 て油  を取 也

     この              尓く きり あふら とる

よするなりこのろくろをかぐらさんというそのにくをきりてあぶらをとるなり


惣 じてくじら皮 ハ黒 く其 内 尓白 肉 有 白 肉 の下 尓赤 肉 阿り皮

そう     可ハ    そのうち しろ尓く阿り        あ可

そうじてくじらかわはくろくそのうちにしろにくありしろにくのしたにあかにくありかわ


くじらとて賣 買 春るハ尾とひれとの間   也 是 を尾者せ於つ者゜と云

     うり可い   を     あい多゛

くじらとてうりかいするはおとひれとのあいだ なりこれをおはせおっぱ という


也 又 くじらのひげといふハ咽 下 奈る出?也 是 細 工尓用 由世尓くじら

              のど          さいく もち よ

なりまたくじらのひげというはのどもとなる??なりこれさいくにもちゆよにくじら


細 工といふ俗 説 尓鯨  一 疋 とれハ七 浦 尓ぎ者うと云

      ぞくせつ    いつひき   奈ゝうら

ざいくというぞくせつにくじらいっぴきとればななうらにぎわうという


浦 人 大 尓いさミ悦  ぶこと也

          よろこ

うらびとだいにいさみよろこぶことなり

(大意)

(補足)

「尾者せ於つ者゜」、鯨の部位で尾肉の部分を「尾羽(おば)」というとありましたが、これと関係しているのでしょうか。

「咽 下奈る出?也」、あれこれ悩みましたが不明です。

 鼻の短い象のような顔。でも頭のてっぺんに鼻の穴があります。

 

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