P50 国立国会図書館デジタルコレクション蔵
P50_1
(読み)
同 國 岩 蕈 採 之圖
どうこくいわたけとりのず
石 耳 ハ岩 上 の湿気(シツケ)ある
いわたけはがんじょうの しっけ ある
所 尓自然 に生 する毛の
ところにしぜんにしょうずるもの
にして皆 山 上 の嶮 所 尓生
にしてみなさんじょうのけんしょにしょう
す形 木耳(ククラケ)尓似て甚 多゛ちひ
ずかたちき くらげに ににてはなはだ ちい
さく松 の蘚(コケ)の如 し黒 色 尓し
さくまつの こけ のごとしくろいろにし
て莖 奈し是 を採る尓ハ梯 を
てくきなしこれをとるにははしごを
可け縄 尓す可゛り或 ハ畚 にのり
かけなわにすが りあるいはふごにのり
木の枝 より釣 下 り其 危 き
きのえだよりつりさがりそのあやうき
こと猿 の木つ多ふ如 く奈り
ことさるのきつたうごとくなり
(大意)
略
(補足)
「同國」、周防国。山口県。
「畚」、『ふご【畚】① 物を運搬するために用いる竹や藁(わら)で編んだかご。もっこ。
② びく。釣った魚を入れるかご。』
かごに乗っての岩茸採りは命がけ。籠の網目をとおして中が見えています。欲を言えば籠の向こうの崖まで見せてくれれば、ヒヤット感がましたかも。まぁ、籠の下は急流で深青の淵のよう、コワイ。
地元JAで見かけるのはほとんどがキクラゲ(木耳)で、イワタケ(岩茸)はほとんどみませんねぇ。キクラゲは高価というわけではなくお手頃な価格で、オムレツに入れて食すとなんとなく豪華でおいしい。


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