2026年8月10日月曜日

大日本物産圖會その50

P50 国立国会図書館デジタルコレクション蔵

P50_1

(読み)

同 國 岩 蕈 採 之圖

どうこくいわたけとりのず


石 耳 ハ岩 上  の湿気(シツケ)ある

いわたけはがんじょうの   しっけ ある


所  尓自然 に生  する毛の

ところにしぜんにしょうずるもの


にして皆 山 上  の嶮 所 尓生

にしてみなさんじょうのけんしょにしょう


す形  木耳(ククラケ)尓似て甚  多゛ちひ

ずかたちき  くらげに ににてはなはだ ちい


さく松 の蘚(コケ)の如 し黒 色 尓し

さくまつの  こけ のごとしくろいろにし


て莖 奈し是 を採る尓ハ梯  を

てくきなしこれをとるにははしごを


可け縄 尓す可゛り或  ハ畚 にのり

かけなわにすが りあるいはふごにのり


木の枝 より釣 下 り其 危  き

きのえだよりつりさがりそのあやうき


こと猿 の木つ多ふ如 く奈り

ことさるのきつたうごとくなり

(大意)

(補足)

「同國」、周防国。山口県。

「畚」、『ふご【畚】① 物を運搬するために用いる竹や藁(わら)で編んだかご。もっこ。

② びく。釣った魚を入れるかご。』

 かごに乗っての岩茸採りは命がけ。籠の網目をとおして中が見えています。欲を言えば籠の向こうの崖まで見せてくれれば、ヒヤット感がましたかも。まぁ、籠の下は急流で深青の淵のよう、コワイ。

 地元JAで見かけるのはほとんどがキクラゲ(木耳)で、イワタケ(岩茸)はほとんどみませんねぇ。キクラゲは高価というわけではなくお手頃な価格で、オムレツに入れて食すとなんとなく豪華でおいしい。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿