序文 同志社大学デジタルコレクション所蔵
(読み)後半
空 耳轟 具雷 電 能。手 段 盤山 も海 登那る。楚能種 々 の傳
そら とゞろ 奈る可ミ し由多゛ん うミ いろ\/ でん
そらにとどろくなるかみの しゅだ んはやまもうみとなる そのいろいろのでん
法 越。毛ら左須゛残 左須゛阿希゛多連者。何 天毛自在 の此 小 冊
本ふ のこ じさい せ うさつ
ぽうを もらさず のこさず あげ たれば なんでもじざいのこのしょうさつ
於子左満可゛多能御蔵 書 尓盤。是 尓増 多るも能あ羅じ。と
ござうしよ これ まし
おこさまが たのごぞうしょには これにましたるものあらじ と
自 ら誇 天加具能ごとし
ミつか 本こつ
みずからほこってかくのごとし
楳 亭 漁 父誌
ばいていりょふしるす
(大意)
空に轟く雷も、手品の仕掛けで山も海となる。それらいろいろ伝わる種明かし、もらさず残さずご覧に入れよう。さすれば何でも自在にできようぞ。この小冊子、お子様方のご蔵書に、これにまさるものはあるまいと、自らこのように自慢している次第。
楳亭漁父誌
(補足)
毛筆でというより、硬筆でくずし字をスラスラっと書いたようで、とても読みやすいし、くずし字のかたちもよくわかります。彫師も腕がよいのでしょうね。字がきりりとひきしまっています。
名前の最後の一文字、「傘」のような「金」の縦棒を長くしような印はさて?縦棒の左右に「可本」「ゐ」と読めますが、これもさて?花押。それとも「全(まったし)」?
う〜ん🤔・・・

0 件のコメント:
コメントを投稿