2026年10月30日金曜日

手品獨稽古その12

P8_1 同志社大学デジタルコレクション所蔵

(読み)

 ◯紙 かん奈べの傳

  かみかんなべのでん


古ん尓やく多゛満をのり尓してせん

こんにゃくだ まをのりにしてせん


可のかミにひくべし酒(さけ)の可ん又

かのかみにひくべし  さけ のかんまた


やさいものを煮(尓)る尓よ起もの也

やさいものを  に るによきものなり


つ年尓く王い

つねにか い


ち う春べし

ちゅうすべし

(大意)

 ◯紙燗鍋の方法

蒟蒻玉を糊にして、

仙貨紙にひく。酒の燗または

野菜ものを煮るのに便利である。

常に持ち歩くとよい。

(補足)

「せん可のかミ」、『泉貨紙 / 仙貨紙(せんかし)— 伝統的な高級和紙

 歴史的には、戦国時代末期の天正年間に伊予国(現在の愛媛県西予市)の武士、兵頭太郎左衛門(法名:泉貨)が考案した強靭な手漉き和紙を指します。

• 特徴: 楮(こうぞ)を原料とし、2枚のまだ乾いていない生紙(きがみ)を重ね合わせて1枚に仕上げる特殊な製法で作られます。そのため非常に分厚く、破れにくいのが特徴です。

• 用途: 江戸時代には宇和島藩の専売品となり、大坂の蔵屋敷などで帳簿、大福帳、傘や合羽の地紙、袋物などに広く使われました。現在は国の無形文化財に選択され、愛媛県や高知県の限られた地域で伝統が守られています』、以上AIによる概要でした。

「く王いちう」、懐中でしょうか?

 この紙の鍋は現在では旅館やホテルで特別なものとしてではなく当たり前に使われています。紙は燃えるのが普通で、それを火の上にのせるのですから、手品になったのでしょう。でもきっと、同じようなことをして燃やしてしまって、驚いた人たちもたくさんいたとおもいます♫

 火鉢なんてもうすっかり目にしなくなりました。


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