2026年10月28日水曜日

手品獨稽古その10

P7_1 同志社大学デジタルコレクション所蔵

(読み)

 ◯蝋燭(らうそく)中天(ち うてん)尓つるす傳

     ろうそく    ちゅうてん につるすでん


らう楚く中(ち う)につる尓ハ志ら可゛

ろうそく  ちゅう につるにはしらが


者り可゛年ち うへ横(よこ)尓引(ひき)そ連へ

はりが ねちゅうへ  よこ に  ひき それへ


よこ尓き連こますべし上  下

よこにきれこますべしじょうげ


を者らひミせる可゛よし

をはらいみせるが よし

(大意)

 ◯蝋燭を空中につるす方法

蝋燭を空中に吊るすには、白髪針金を空中に横に張っておき、それに

蝋燭を横に切れ込ませる。その上下

をはらって(種も仕掛けもないことを)見せることが肝心。

(補足)

「志ら可゛者り可゛年」、白髪(しらが)のように細くしなやかな針金。

 昨日と同じ人物が手品の仕方を演じています。でも、着物が昨日は横縞、今日は縦縞、やはり気を使っているようです。

 

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