P24P25 国文学研究資料館蔵
P25
(読み)
ぢま王りの
じまわりの
げ多やきをつけ
げたやきをつけ
こ川ち可らすへ
こっちからすへ
ぜんていろ男 の
ぜんでいろおとこの
ちやづけめしを
ちゃづけめしを
く王ふ可゛それを
くおうが それを
むりといふでハ
むりというでは
奈ひ志多可゛
ないしたが
ミの多め尓
みのために
奈る
なる
まひそや
まいぞや
(大意)
地廻りの下駄焼き(味噌)をつけ、こっちから据え膳で、色男の茶漬飯を食おうが、そんなことはどうでもよいのだよ。しかし、身のためにはなるまいと言っているのだ。
(補足)
この部分のひっかけの地口はチンプンカンプン。というかこの部分の女将さんの野菜・食い物づくしの意見は、何をどうひっかけているのかを考えてようやくわかる(わからないかも)地口のようで、ジジイのわたしの浅薄な知識では太刀打ちできません。
0 件のコメント:
コメントを投稿