P16P17 国文学研究資料館蔵
P16
(読み)
「へいきも
へいきも
本どのある
ほどのある
もの多゛
ものだ
本んのへいき
ほんのへいき
の引 多をし多゛
のひきだおしだ
於ごるへいき
おごるへいき
ひさし
ひさし
可らずとハ
からずとは
於まへの
おまえの
こ川多
こった
(大意)
「平気にも程度ってもんがあるものだ。これじゃ平気(平家)の名折れだ。おごる平気(平家)久しからずってのは、お前のことだ
(補足)
「引」という漢字はなぜか、偏と旁の間が離されて書かれることがおおいです。
廓言葉を理解したうえで、京伝の地口を楽しむのはなかなか大変です。
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