下表紙 東京都立図書館蔵
(読み)
附 り
つけた
作 者 山 東 京 傳
さくしゃ さんとうきょうでん
爺〃(ぢゝ)山(やま)へ艸双帋(くささうし)に
じじ じじ やま へ くさそうし に
むかし\/ 有(あ多)多土佐節(とさぶし)
むかしむかし あた た とさぶし
昔(む可し)〃(\/ )
むかし むかし
桃太郎發端話説(もゝ多らう本川多ん者゛奈し)
ももたろうほったんば なし
并 ニ
ならびに
扨(さて)も其後(そのゝち)實方卿(さ年可多きやう)
さて も そののち さねかたきょう
婆〃(者゛ゝ)ハ川(可ハ)へ千載集(せんざいし う)の
ば ば は かわ へ せんざいしゅう の
(下)板 元 通 油 町 (蔦屋印)徒多や
げ はんもととおりあぶらちょう つたや
(大意)
略
(補足)
挿絵は昔噺桃太郎の登場人物動物。
「有」の振り仮名「あ多」は「あ川」の間違いか。
「艸双帋」「土佐節」は言葉遊びとすぐにわかりますが、「千載集」はすぐにはピンときません。實方の歌がのっているだけの洒落ではないとおもうのですけど。
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