2022年8月26日金曜日

桃太郎一代記(木村文三郎) その2

見返し 国立国会図書館蔵

(読み)

桃 太郎 一 代 記

ももたろういちだいき

(大意)

なし

(補足)

 紙が和紙ではなかったようで、薄茶色に変色してしまっています。現在まだ使われているわら半紙のような紙質なのかも。しかし山の端の空が白い。白色をおいたとはおもわれないし、この紙のくすみかたはなんなんでしょう?

 鬼と桃太郎のお面が仲良く並んでいます。鬼退治をする桃太郎もこらしめられる鬼もお面をはずせば中身は一緒、仲良くしなくちゃいけないよとおこさまがたに伝えているのかもしれません。お面の前にある花模様は奥の山の斜面にもあってなにか意味するところがあるのでしょうか。表紙の鬼のへそににてなくもありません。

 

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