2022年8月4日木曜日

あさ可゛本物語(木村文三郎) その15

P12 国立国会図書館蔵

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(読み)

□可けあひ

 かけあい


あら多めて

あらためて


あそ二郎

あそじろう


ミ由起と

みゆきと


ふうふ尓

ふうふに


奈り

なり


个り

けり


めで

めで


多し

たし


\/  \/

めでたしめでたし


\/

めでたし


(大意)

話し合って

あらためて

阿曽二郎は

深雪と

夫婦に

なりました。

めでたし

めでたしめでたし

めでたし


(補足)

 深雪のやや切れ上がった細い目のやさいいこと、鼻梁はまっすぐで小さめの口、きれいだなぁ。

深雪は阿曽二郎をみつめますが、阿曽二郎はそれをはすにうけます。体全体からでる幸せ感を扇であおいぎこちらに吹いてきそう。

 床の間の掛け軸が読めません。

 

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