2019年3月31日日曜日

変事出来二付心得覚記 その136




 P.60 最初〜4行目まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
基 ひ、山 方 あ連者゛宿  も
もとい、やまかたあれば しゅくも

あり里 も有 帝賣 買 二も
ありさともありてうりかいにも

およ婦゛、廿   九日 者市 之
およぶ 、にじゅうくにちはいちの

事 、穀 屋共 も間二合 兼 候ハヽ  、
こと、こくやどももまにあいかねそうらわば、


(大意)
もとになるでしょう。山村もあれば宿場も
山里もあります。そこでは売り買いが
行われます。29日は市が開かれます。
穀物屋は(売り買いする穀物の用意に)間に合わないでしょうから、


(補足)
「基」、はじめての漢字です。なんとなく読めます。
「あ連者゛」「有帝」「およ婦゛」、変体仮名が続きます。
「候ハヽ」、3文字セットでひとつの漢字のよう。

 この頁も整然と書かれていて読みやすいです。


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