P.57 最初〜6行目まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」
(読み)
何 様 成 事 申 来 候 迚 も、
なにようなることもうしきたりそうろうとても、
徒當 致 罷 出候 ハヽ、当 人 者
ととういたしまかりでそうらわば、とうにんは
不及申 、村 役 人 迄 厳 重 之
およびもうさず、むらやくにんまでげんじゅうの
御咎 被仰付 候 間 、此 段 惣 代
おとがめおおせつけられそうろうあいだ、このだんそうだい
ものより村 役 人 小前 迄 不残
ものよりむらやくにんこまえまでのこらず
申 諭 、
もうしさとす、
(大意)
どのようなことが起こったとしても
集団で押しかけに出かけたりするようなことがあれば、当人
だけではなく、村役人まで厳重に
お咎めが下されるであろう。よってこの事を惣代
の者から村役人小前まで全員に
言い聞かせた。
(補足)
「徒當致罷出候」、何度もこれまでに出てきた言い回しです。
「厳重」、なんとなく読めます。
「咎」、この一文字だけでは?ですが、前後関係から推量できます。
「前」、これも前後から。
0 件のコメント:
コメントを投稿