P8P9 東京国立博物館蔵
P10
(読み)
此 魚 アミナシ
このさかなあみあし
亦 カジキ通 シ舟 ノ底 ヲツラヌク
またかじきとおしふねのそこをつらぬく
尾ヨリ目ノ當 リまて壱 丈 余
およりめのあたりまでいちじょうあまり
又 右衛門方 ノ臺 所 尓釣(ツ)りてあるを
またえもんかたのだいどころに つ りてあるを
寫 ス正 月 ノ焼 物 尓春るよし
うつすしょうがつのやきものにするよし
P9
背ノ色 鮪 ノ如 く
せのいろしびのごとく
腹 ハ白 し
はらはしろし
P10
平 戸嶋
ひらどじま
田助 浦
たすけうら
(大意)
略
(補足)
「此魚アミナシ」、「西遊旅譚四」でこの魚の画(二匹でした)を紹介しましたが、再度登場。
「寫」、「写」の旧字。
「平戸嶋田助浦」、古くから捕鯨の基地として栄えた。また風待ち・潮待ちの港でもあった。幕末、上方行きの薩摩船の寄港地でもあり、多くの志士がたちよったとありました。現在でも重要な港です。
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