P17 東京国立博物館蔵
(読み)
油 水 と云 処 氣ヲ吹ク
あぶらみずというところきをふく
コレハ穴 アリ其 穴 ノ
これはあなありそのあなの
口 迄 潮 ヲ満チ
くちまでしおをみち
波 穴 ヲ閉ツ
なみあなをとず
氣
き
セマツテ氣ヲ
せまってきを
吹くなり
ふくなり
予潮 ノ此 穴 ニ
よしおのこのあなに
満 ル時 通 し故 ニ視タり
みつるときとおりしゆえにみたり
(大意)
略
(補足)
この画は「四日天氣よし亦之助と同舟して此生月 嶋を發して多嶋大嶋右ニ白岳能絶(セツ) 壁(ヘキ)を見て油水と云処ニ舟をよせ鮪納 屋ニ至り喰事春」とある1月4日の船旅で見たもの。
沖に帆船二艘が描かれてますけど、これは実際のものではなく絵師としての習い性。
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