2022年4月18日月曜日

塩賣文太物語上 その25

P16 国立国会図書館蔵

(読み)

代 く王んしよの

だいか んしょの


さむら

さむら


いと

いと


ミへしハ

みえしは


さてハ

さては


小志本可゛

こしおが


者奈せし

はなせし


をし鳥 で

おしどりで


あつ多よ奈

あったよな


これゟ

これより


ふうふも

ふうふも


ミやこへ

みやこへ


たづ年ゆ起

たずねゆき


む春め尓

むすめに


あをうぞ

あおうぞ


ふしぎ\/

ふしぎふしぎ


(大意)

代官所の侍と見えたのは

さては、小しおが放したおし鳥

だったのでした。

これから、娘に会おうと、

文太夫婦も

都へ訪ね出かけたのでした。


ふしぎふしぎ


(補足)

 この頁はすべて読むことができました。

塩を煮詰めています。ゴミや雨などのためか屋根をかぶせています。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿