P11前半 国立国会図書館蔵
(読み)
文 太
ぶんた
ふうふ
ふうふ
むすめ可゛
むすめが
可起を起を
かきおきを
ミてあんどする
みてあんどする
さてハ小志本ハすけ八と
さてはこしおはすけはちと
つれてたちのい多る
つれてたちのいたる
で可し多\/
でかしたでかした
(大意)
文太夫婦は
娘の書き置きをみて
安堵しました。
どうやら、小しおは助八と
一緒に逃げたようだ。
よくやった、よくやった。
(補足)
この見開きの頁は文字がみやすく角がたってないような感じで、書き手か彫師が他の頁と違うような気がします。
文太の妻の座り方が左膝を立てています。お行儀が悪いわけではなく、実際にくつろいでいる時はこのうような立膝の座り方をしていたようです。
ふたりとも手がちっこいですね。
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