2020年12月4日金曜日

豆本 猿加尓合戦 その2


見返し

(読み)

なし

(大意)

なし

(補足)

 なんともみょうなおかしい絵。縁側の向こうの風景はすこぶる写実的なのに縁側の世界は不思議。風景の方はこのあとの頁の背景に出てくるのと同じです。奥の山はすっかり雪山、人里は晩秋もすぎ寒々としています。縁側のへんてこりんな擬人化?された猿の人形のよう、顔が赤いですからね。

洋風の帽子などかぶっている。右手に釣り竿のような長い棒を持っている。何しているのでしょう。瓦のような薄いものに赤い布がかけられています。これも何なんだろう?湯船にできそうなくらいの鉢、盆栽にしてはでかい。細長い白い花が咲いています。やはりなんかおかしい絵であります。

 豆本の見返しはちょっと洒落たものが多く、壁に飾っておきたくなるようなものですがこれはパスします。

 

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