P.12
P.12 下段
(読み)
ちやんち起ゝ 春つ
ちゃんちきちゃんちきすっ
ちやんゝ
ちゃんちゃん
ひやうし
ひょうし
可けハ
かけは
おもし
おもし
ろい
ろい
个さお
けさお
まんまを
まんまを
多べ多
たべた
まゝ
まま
多゛可
だ か
ねつ
ねっ
可ら
から
者ら
はら
可゛
が
へら
へら
ぬ
ぬ
(大意)
ちゃんちき、ちゃんちき、すっちゃんちゃん
表紙掛けはおもしろい
今朝おまんまを食べたままだが
ちっとも腹がへらぬ
(補足)
好々爺みたいな年齢不詳のおっさんが鉦で賑やかに、もりたてます。
丁稚二人も、もうすっかりはしゃぎ出来上がった表情。
絵かきも彫師も摺り師もまったく手抜きはみられません。
髪の生え際やどこをみてもキリッと仕上げている。
丁稚二人の作業台が手前に少し傾くように下に棒をかましています。
摺り師の台では逆に傾けていました。
文章は読んだそのまま理解できますので大意は不要でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿