2020年7月16日木曜日

的中地本問屋 その33




P.11



P.11 下段

(読み)
「おいらも
 おいらも

どふ可
どうか

おどり多く
おどりたく

奈つ多と
なったと

このこぞう
このこぞう

とん多゛ことを
とんだ ことを

いふ
いう


(大意)
「おいらもなんか踊りたくなってきた」と
この小僧
とんでもないことを言う


(補足)
「ら」「可」「り」がにてますけど、文章の流れから読みまちがいはしなさそう。
「こと」は合字。

 右端の丁稚小僧、右手にヘラをもってます。
拡大してみると、頭の生え際など手を抜くことなく細かく描かれています。
そして笑顔が表情豊か、大口をあけてガハハハハ、正座している尻の下に足の指5本がのぞいてます。

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