P.5
P.5 上段後半
(読み)
くろや起
くろやき
尓して
にして
これもさけの
これもさけの
うちへいれて
うちへいれて
のまセ
のませ
个れバ
ければ
者ん春り
はんすり
でやいのうで可゛
てあいのうでが
と本うも
とほうも
奈くち可ら
なくちから
可゛つよく
が つよく
多つ志ヤ尓
たっしゃに
(大意)
黒焼きにして、これも酒の中へ入れて
飲ませたところ、
彫師連中の腕が途方もなく
力強く達者に
(補足)
「くろや起」、「や」が「ゆ」とまぎらわしい。「ゆ」の変体仮名は「由」。
「と本うも」、「と」が悩みます。
「多つ志ヤ尓」、「たつしやに」と読めますが、少しして「たっしゃに」と気づきました。
くわえ煙管をしながら彫師はバレンをセッセと動かしています。
煙草かすが落ちるなんていうヘマはしないのでしょう。
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