江戸期頃文献読楽
2020年6月12日金曜日
豆本 化物嫁入咄 その13
P.12
(読み)
てめへも
てめえも
お連尓
おれに
おぶさる
おぶさる
よふでハ
ようでは
いくぢ可゛
いくじが
奈い
ない
ぞ
ぞ
國麿画
くにまろが
(大意)
てめぇも俺におぶさるようでは
意気地(いくじ)がないぞ
(補足)
前頁「腐っても鯛というが」の続きから始まります。
鯛の化物が、台の上に乗っているのを「おぶさっている」と野次っているのでしょうか。
読みに難しいところはありません。
文章は現在でもどこかから聞こえてきそうなセリフです。
「國麿」とは「歌川國麿」。
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