2019年10月2日水曜日

桴出入諸願書井相手方詫書等写 その3




 P.2 白紙。 「飯能市立博物館所蔵淺海公介家55号文書」
 P.3 すべて
(読み)
乍恐    以書付     御訴訟  奉申上       候
おそれながらかきつけをもってごそしょうもうしあげたてまつりそうろう

林  部善 太左衛門 御代 官 所
はやしべぜんたざえもんおだいかんじょ

武州  秩父 郡
ぶしゅうちちぶぐん

坂 石 村
さかいしむら

組 頭
くみがしら

保 兵衛
やすべえ

百  姓  代
ひゃくしょうだい

忠  右衛門
ちゅうえもん

坂 石 町 分
さかいしまちぶん



(大意)
恐れながら書面をもって訴訟申し上げます。
林部善太左衛門御代官所
武州秩父郡
坂石村
 組頭 保兵衛
 百姓代 忠右衛門
坂石町分


(補足)
「乍」は独特のくずし字ですが、ここのものも立派です。
「官」が小さくてくずし字もよく読めませんが、「代官所」とあるので推測できます。
「武州」、ここの「州」のくずし字は前頁のものとは異なってます。



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