P.16 すべて。。「飯能市立博物館所蔵淺海公介家55号文書」
(読み)
内匠
たくみ
左衛門
さえもん
大膳
だいぜん
紀伊
きい
淡路
あわじ
(大意)
略
(補足)
時代劇などの小説を読んでいると、「内匠頭」(たくみのかみ)など職名がよく出てきます。
辞書引きすると漢字の順番通り(うちのたくみのかみ)とも読むのですね、知りませんでした。
「紀伊」、初見で?でした。わかってみるとなるほど・・・。ここの「紀」の「己」は「巳」になってさらに上にでっぱている。
「已」(い)は古文の活用で已然形(すでに終わっている状態)という言葉でなじんでいそう。
「巳」(み)で干支の六番目(子丑寅卯辰『巳』午未申酉戌亥)や蛇のこと。
「己」(おのれ、き、こ)、自己(じこ)、知己(ちき)、利己的(りこてき)、克己(こっき)など日常ではこれが一番使われていそう。
老婆心ながら、昔から間違えやすいのでいろいろ工夫されてきたようだけど、私の流儀は使われる言葉や単語として記憶します。已然形(いぜんけい)・自己(じこ)、巳年(みどし)のように。
「淡路」、「淡」は「清」に見えてしまうし、「路」は「足」偏が???。
全頁に引き続き、9名の連名になりました。
どうでもよいことですが、この5名の職名(名前)の記している位置ですが、前頁の4名の名前の位置と同じになってます。裏写りするからその位置にしたわけでなく、きちんと前頁からの書式を意識しています。
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