P.18 4行目〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵淺海公介家55号文書」
(読み)
煩 二付 代 兼 組 頭 佐左衛門 百 姓 代 七 左衛門 奉申上候
はんにつきだいけんくみがしらささえもんひゃくしょうだいしちざえもんもうしあげたてまつりそうろう
今 般 林 部善 太左衛門 様 御代 官 所 武州 秩 父
こんぱんはやしべぜんたざえもんさまおだいかんじょぶしゅうちちぶ
郡 坂 石 村 組 頭 保 兵衛外 四人 惣 代 右 保 兵衛ゟ
ぐんさかいしむらくみがしらやすべえほかよにんそうだいみぎやすべえより
(大意)
わずらい中ですので組頭佐左衛門と百姓代七左衛門が申し上げます。
このたび、林部善太左衛門様御代官所の
武州秩父郡坂石村組頭保兵衛ほか四人の惣代である保兵衛より
(補足)
「煩二付代兼」、読みがわかりません。ネットで調べると定型句であるようでたくさんヒットします。「煩」は「火」偏がわかりません。
保兵衛の身分を示すのに、ずいぶんと長い説明があります。
前回でも紹介したとおり公的な答弁書ですので、当時の一番正確な保兵衛の身元表記となります。
「官」のくずし字は独特。
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