2019年5月4日土曜日

変事出来二付心得覚記 その170




 P.86 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
 湯野沢 組  初 五郎
 ゆのさわくみ はつごろう

 小前 惣 代  忠 助
 こまえそうだい ただすけ

井戸入 組  八十八
いどいりぐみ はそはち

 小前 惣 代  勝 次郎
 こまえそうだい かつじろう

蝉 差 組  藤 次郎
せみざすぐみ とうじろう

 小前 惣 代  豊 五郎
 こまえそうだい とよごろう

 百  姓  代  冨 五郎
 ひゃくしょうだい とみごろう

 同  龜 太郎
 どう かめたろう

 組 番  倉 次郎
 くみばん くらじろう

 同  長  兵衛
 どう ちょうべえ

 同  織 之助
 どう おりのすけ


(大意)


(補足)
連名が続きます。

「蝉差」(せみざす)、現在では「蝉指」と書きます。この地区には「中指」(なかざす)、
「黒指」(くろざす)という地名があります。ネットで調べると「〜差」や「〜指」など、
地名の由来が投稿されています。

「初五郎」「豊五郎」「冨五郎」、「五」が異なってます。
「忠」、読めませんでした。
「湯野沢」、「野」は特徴的でかえって覚えやすい。

「長兵衛」「織之助」、「兵」と「之」のくずし字がとても似ています。
しかし前後のつながりから予想すると読み方の収まりどころが決まります。


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