P.13 7〜9行目まで。「飯能市立博物館所蔵」「平沼家文書」
(読み)
あまり支度 面 白 しゆへ笑 申 候 、
あまりしたくおもしろしゆへわらいもうしそうろう、
夫 ゟ 段 々 二参 り、只 今 浅 海 戸へ
それよりだんだんにまいり、ただいまあさかいどへ
参 り掛 合 最 中 と申 者 も有之
まいりかけあいさいちゅうともうすものもこれあり
(大意)
(一揆勢の)おおげさな姿がおかしく笑っていました。
それより徐々に押し寄せ、現在は浅海戸へ
来て交渉中というものもいた。
(補足)
「笑」、「竹」冠はいつもながら控えめです。
「段々」、頻出。
「参」、何度も出てきてますが、このくずし字はみやすい。
「浅海戸」は鍛冶屋橋から数百メートル南の場所。現在同名のバス停があります。
鍛冶屋橋のもう少し北にのぼったところの左側が平沼源左衛門さんのお宅です。
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