P51 東京国立博物館蔵
(読み)
生 月 嶋 ニテ一 里西 ノ方
いきつきしまにていちりにしのほう
松 本 と云 所 鮪 漁 アリ
まつもとというところしびりょうあり
往 て見 物 春其 時
ゆきてけんぶつすそのとき
四国 ヨリ藝 者
しこくよりげいしゃ
来 リ力 持 手津ま
きたりちからもちてづま
を見 物 春
をけんぶつす
其 所 の田 夫
そのところのでんぷ
老 若 男 女
ろうにゃくなんにょ
見 物 春
けんぶつす
(大意)
略
(補足)
「田夫」、農夫のことですが、いままでうん十年ずっと「たふ」と読んできてました。お恥ずかしい😞・・・
江漢さんの描く農夫や年寄・子どもたちは、たくさんの絵師がいる中で、すぐに彼が描いたのだとわかるくらい特徴的で、表情や物腰のあたたかさが伝わってきます。着ているものなどもこのとおりだったのでしょう。継ぎ当ては当たり前、これが普段着なのでしょう。
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