P48 東京国立博物館蔵
(読み)
之(コレ)を鮪 舩 尓積ミ个る尓七 日め尓四五百 里
これ をしびふねにつみけるになのかめにしごひゃくり
能海 上 を経(ヘ)て江戸尓参 り多り
のかいじょうを へ てえどにまいりたり
七 日天 氣爰 ハ朝 茶 を土瓶 尓て煎 し夫 ヲ
なのかてんきここはあさちゃをどびんにてせんしそれを
持 出して茶 を進 メルニ茶 うけモシクシと云フ
もちだしてちゃをすすめるにちゃうけもしくしという
物 なり之(コレ)ハ赤 ヱイと云 魚 能干(ホシ)多るを打 て麻
ものなり これ はあかえいというさかなの ほし たるをうちてあさ
能如 し夫 ヘ酒 醤 油をかけ多るなり之(コレ)ハな
のごとしそれへさけしょうゆをかけたるなり これ はな
まぐさき事 なし此 者 なき時 ハあ王びを煮
まぐさきことなしこのものなきときはあわびをに
多る物 なり爰 ニ目白 と云 小鳥 能ク見ル尓江戸
たるものなりここにめじろということりよくみるにえど
尓て云 朝 鮮 目白 なりここニてハ壱 州 目白 ト云う
にていうちょうせんめじろなりここにてはいっしゅうめじろという
なり
なり
(大意)
略
(補足)
「七日」、天明8年12月7日。西暦1789年1月2日。
「七日め尓四五百里能海上を経(ヘ)て江戸尓」到着するのは、最速でということでしょうけど、それでも信じられません。「鮪舩」はその21に出てきた五嶋鮪を江戸に運ぶ船のことですけど、うーん🤔。江漢さん長崎からでしたっけ、やはり船で江戸に荷物を宅配していました。
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