P2P3 国立国会図書館蔵
P2
(読み)
人 皇 六 十 一 代
にんのうろくじゅういちだい
志由じやくの
しゅじゃくの
ミ可どてん个い
みかどてんけい
袮んぢ う
ねんじゅう
平 のまさ門
たいらのまさかど
とうごく尓
とうごくに
まういを
もういを
ふるひ
ふるい
尓んミん
にんみん
これを
これを
な个゛き
なげ き
个れバ
ければ
此 事
このこと
京 とへ
きょうとへ
きこへ
きこえ
ふぢハらの
ふじわらの
ひでさと
ひでさと
ちよくを
ちょくを
うけ
うけ
う川手尓
うってに
者せ
はせ
む可ふ
むかう
(大意)
人皇六十一台朱雀(すざく)天皇の時代、天慶年間(938〜946)に、平将門が東国で猛威をふるい、人民がこれを嘆いているとのことが朝廷(京都)へ伝わり、藤原秀郷が勅命をうけ討手として急いで東国へむかった。
(補足)
「人皇」、『にんのう ―わう【人皇】
神代(かみよ。じんだい)と区別した語で,神武天皇以後の天皇。仁王。じんこう。』
「とうごく尓まういをふるひ」、将門は下総国を根城に関東各地を攻略した。
この場面、「右近の橘左近の桜」の桜があるのでここは紫宸殿で、御簾の奥は玉座でちらりと姿が見えています。公郷が三人、勅命を授かり伝えている。
紫宸殿も見事ですが、左近の桜のほうが何倍も素晴らしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿