P2P3 東京都立中央図書館
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(読み)
まづきゝす・む个んさ可川゛き・ときざけ
まづきぎす・むげんさかず き・ときざけ
ゆ可りの月 ・三ツのとり・三ツぶとん
ゆかりのつき・みつのとり・みつぶとん
ふ多つもん・四ツのそで・かふろ多゛ち
ふたつもん・よつのそで・かぶろだ ち
於きのいし・者奈のくも・あさ可゛保
おきのいし・はなのくも・あさが お
六 可せん・小丁 ・遍んしやう・
ろっかせん・こまち・へんしょう
くろぬし・奈りひら・やすひで
くろぬし・なりひら・やすひで
志らいと・ひとり志んぢ う・
しらいと・ひとりしんじょう
ゆひきり・いれ本゛くろ・きしやう
ゆびきり・いれぼ くろ・きしょう
む可しぐさ・まんねんさう
むかしぐさ・まんねんそう
十 三 可年 ・水 可ゞミ・い奈ふ年
じゅうさんかねん・みずかがみ・いなふね
まつよひ・王可れ
まつよい・わかれ
(大意)
まず、きゞす・無間・さかづき・時酒・ゆかりの月・三ツのとり・三ツぶとん・二つ紋・
四ツの袖・かぶろだち・沖の石・花の雲・朝顔・六歌仙・小丁・遍昭・黒主・業平・
康秀・しら糸・ひとり心中・指きり・入れぼくろ・起請・昔ぐさ・万年草・十三鐘・
水かゞみ・稲船・待つ宵・わかれ
(補足)
変体仮名の読みがこのBlogの一番の目的なのですけど、今回はその演習問題1のよう。
ここにあげた曲名の半分は「女里弥寿豊年蔵(めりやすほうねんぐら)」(宝暦七年刊)などの歌謡集に収録されているとありました。
艶二郎が左手を袋状のものに入れています。これは煙草入れ、右手には煙管。眼の前にあるのはたばこ盆で、筒のようなのが灰落し、その脇にあるのが火入れでしょう。
そしてたいこ医者の前の茶碗がしゃれています。
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