P20 国文学研究資料館蔵
(読み)
志よせん
しょせん
ひと
ひと
とふり
とうり
でハ
では
志ん代
しんだい
もま王る
もまわる
まじと
まじと
くつと
ぐっと
ちへを
ちえを
めぐらし
めぐらし
三本の
みほの
松 原 の
まつばらの
まつを
まつを
本らせ
ほらせ
ゑど
えど
まで
まで
の
の
うん
うん
ちん
ちん
可れ
かれ
これ
これ
この
この
いり
いり
やう
やう
でハ
では
よもや
よもや
金
かね
も奈く奈り
もなくなり
そふ奈ものと
そうなものと
まづ大 ぜいうけ於い
まずおおぜいうけおい
尓んをあつめ
にんをあつめ
いれふ多゛をさせる
いれふだ をさせる
(大意)
しょせん、このような普通のやり方では、身代も使い尽くせないだろうと、ぐっと知恵をめぐらし、三保の松原の松を掘らせ江戸まで運ばせれば、運賃やあれやこれやと費用もかかり、これなら金もなくなりそうなものと、まず大勢の請負人を集め、入札をさせた。
(補足)
旅から戻ったようで、今度は請負人3名(右端の人は右手に入札状を手にしている)と敷居をまたいでの入札懇談中。
萬々は按摩に肩をもんでもらい、旅の疲れをとっているのか?
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