2022年11月25日金曜日

さ留かに合戦(堤吉兵衛) その3

P1後半 国立国会図書館蔵

(読み)

▲可へけ

 かえけ


る可に

るかに



可き

かき


のた

のた


ねをもち

ねをもち


わ可゛やへ

わが やへ


可へりに

かえりに


わへうへ

わへうえ


多のしミ

たのしみ


(大意)

(むすびととり)かえました。

かには柿の種をわが家へもちかえり、

庭に植え、楽しん(でいましたが)


(補足)

 今に始まったことではありませんが、句読点もまだ整備されていない時代で、文章の切れ目がどこなのかと、読めない字を読みながら、区切りを探していくのはなかなか大変です。

 それにしてもでかい白飯のむすびです。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿