P2 国立国会図書館蔵
(読み)
猫 又 といふもの
ねこまたというもの
あ里本ふ\゛/
ありほうぼ う
のね古を
のねこを
かたらい
かたらい
奈かにも
なかにも
ぶちね古
ぶちねこ
くろ
くろ
あか
あか
ミけ
みけ
きじ志ろ
きじしろ
とらね古
とらねこ
奈そと
なそと
いふごう
いうごう
ね古
ねこ
ま多ゝび
またたび
家内 安 全
かないあんぜん
「おれ可
おれが
いふ古
いうこ
(大意)
猫又という猫がおりました。
あちこちの猫に声をかけ、なかでも
ぶち猫、黒猫、赤猫、三毛猫、きじ猫、白猫、虎猫などという
強く勇ましい猫(を集め)
「俺が言うこ(と)
家内安全
マタタビ
(補足)
変体仮名のほうが少なく平仮名が目立ちます。
大将の背中にさしてあるのは鰹節でしょう。
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