P2
(読み)
可起゛やふくへもん可゛む春
かぎ やふくえもんが むす
めお志ろを本やうの□
めおしろをほようの
□多めげじ与をつけ
ためげじょをつけ
これもい奈りへまうて
これもいなりへまうて
ける
ける
「もし今 あいまし
「もしいまあいまし
多ハ多満やの
たはたまやの
王可多゛ん奈奈ん
わかだ んななん
と与い
とよい
おとこ
おとこ
でござ
でござ
りま須
ります
(大意)
鍵屋福右衛門の娘、
おしろを保養のため
下女をつけて
こちらもまた稲荷へお参りしました。
「もし、今会いましたのは
玉屋の若旦那ですよ、
なんと男ぶりのよいことで
ございましょう
(補足)
きれいな絵です。雨が降ろうとふるまいと傘は必需品。もちろんお付きの下女が差し掛けています。下女は下女らしい身なり、娘のほうは江戸紫と一張羅、頭には赤いリボン?
そばに二羽の鳥は鳩でしょうけど、ちょっと不格好、鳥を描くのは苦手な様子です。
文章に難しいところはなさそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿