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(読み)
明治十九年十一月二日内務省交付1366
多満やこん春け可゛せ可゛れ
たまやこんすけが せが れ
こんじらうハでいりのい
こんじろうはでいりのい
しやあづ起めし
しゃあずきめし
あんをつ連て者つ
あんをつれてはつ
午奈れバ
うまなれば
王子へ
おうじへ
さん可い
さんかい
せんとで
せんとで
可け个る
かけける
(大意)
玉屋コン助の息子
コン次郎は出入りの医者
小豆めし庵を連れて
初午なので王子へ
お参りしようと
出かけました。
(補足)
稲荷神社で行われる2月最初の午の日の初午祭。そとはちょうど梅の花が咲き始めました。
「あず起めしあん」、医者の名前でしょうか、とりあえず「小豆めし庵」としましたけど、わかりません。
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