2021年8月7日土曜日

豆本 新版狐の嫁入 その6

P6

(読み)

む春め

むすめ


お志ろ

おしろ


をもら

をもら


い多しと

いたしと


あづ起

あずき


めしあん

めしあん


をもつて※

をもって


※可起゛や可多へいゝいれ个る

 かぎ やかたへいいいれける


尓さつそくせうちの

にさっそくしょうちの


(大意)

 娘、おしろをもらいたいと

小豆飯庵をたてて

鍵屋方へ申し入れを行いました。

すぐに承知の

(補足)

 合印がどんぐりのような形です。屏風の絵の中に干し藁のようなものがあります。婚礼道中の絵でも鳥居の右側にありました。赤と緑色の籠が手前に二台あります。これは人用ではなく、お祝いの品々を運ぶためのものでしょう。

 子どもたちは豆本などを通して、婚礼の流れも学んでいったこととおもいます。

 

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