2019年8月15日木曜日

変事出来二付心得覚記 その273




 P.176 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
萱葺家壱軒    但 梁間三間半
かやぶきいえいっけん ただしはりまさんげんはん

           桁行六間半
           けたゆきろっけんはん

 但 戸拾八本
 ただし とじゅうはっぽん

   障子四本
   しょうじよんほん

 代永壱貫五拾文
 だいえいいっかんごじゅうもん

   内永五拾文  御吟味増
   うちえいごじゅうもん ごぎんみぞう

諸道具
しょどうぐ

品書
しながき

 代永
 だいえい


(大意)



(補足)
 紋次郎のときと同じ書式で金額だけが異なるので大意は省略しました。

あと約12回くらいで、この覚記も終了となる予定です。

飯能市立博物館「今月の一品」の2019年6月に「地域に残る武州世直し一揆の記録」が紹介されています。
その中の説明に
『武州世直し一揆を伝える史料は各地に存在していますが、実は、最初に打ち毀しがおきた飯能村周辺には関連文書がほとんど残っていません。』
とあり、とても意外に思いました。


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