P.174 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」
(読み)
萱葺家壱軒 但 梁間四間半
かやぶきいえいっけん ただしはりまよんけんはん
桁行六間半
けたゆきろっけんはん
但 戸拾五本
ただし とじゅうごほん
障子五本
しょうじごほん
代永壱貫五拾文
だいえいいっかんごじゅうもん
内永五拾文 御吟味増
うちえいごじゅうもん ごぎんみぞう
諸道具品書
しょどうぐしながき
代
だい
(大意)
萱葺家壱軒 但し 梁行(梁に平行な方向の長さ)は約8.1m
桁行(梁行に垂直な方向の長さ)は約11.7m
但し 戸15本
障子5本
代永(現金換算)1貫50文
内永(その内の)50文は調査費をうわのせ
諸道具品書
代
(補足)
前頁と同じ書式です。
「名栗の歴史 上」P186 年貢と村の負担 の節に「永」の説明が詳しく記されています。
この箇所を読んでも今ひとつ?なのです。
この後にお上が両名の財産の入札(いれふだ)を行います。
ここではその金額が 永1貫50文=1両50文 なのだとおもいます。
「桁」が難しい。
「壱貫五拾文」、「貫」が「〆」になってます。
「品」と「所」のくずし字がそっくりでまぎらわしい。
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