P.104 7行目〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」
(読み)
一 又 名主 太次郎 殿 相 頼 、
ひとつ またなぬしたじろうどのあいたより
双 方 名主 役 二付 、新 立 瀧 之助 殿
そうほうなぬしやくにつき、にったちたきのすけどの
流 連御 觸も有之 哉
ながれおふれもこれあるや
(大意)
そうして再び、太次郎殿を頼りました。
お互い名主の役目をつとめているわけで、新立の瀧之助殿は
今までの経緯やお触れも持っているかどうか
(補足)
前頁とこの頁、一つ書きで記されてます。この書き手の癖なのでしょう。
ここはたった3行ですが、うまくまとめことができません。
いろいろ相談してみたものの、はっきりしません。太次郎さんは先日に村役人では村一番の年配者だということで相談を持ちかけられていたのですが、確かな記憶はありませんでした。
ぐるっとひと通り相談が一段落して又太次郎さんを頼ることになりました、ということでしょう。
「双方」は誰と誰なのでしょうか。太次郎さんと瀧之助さんだとおもいますが。
太次郎さんが今度は瀧之助さんを頼ることになります。
「觸」、偏の「角」はわかりやすいが、旁の「虫」部分は飾り程度になってしまってます。
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