P.105 6行目〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」
(読み)
此 段 太次郎 殿 ゟ 承 り
このだんたじろうどのよりうけたまわり
右 之趣 、七 月 廿 六 日、原 松 太郎 へ
みぎのおもむき、しちがつにじゅうろくにちはらまつたろうへ
右 之儀二付 宮 本 江噺 し、
みぎのぎにつきみやもとへはなし
小殿 江相 談 致 し可呉 様
こどのへそうだんいたしくれべくよう
(大意)
このことについて太次郎殿よりお聞きし
以上のような内容を7月26日原松太郎へ話しました。
そのようなことも含めて宮本へ話し
小殿に相談してくれるよう
(頼んでおきました。)
(補足)
「此段」「右之趣」「右之儀」、それぞれ何をさすか、国語の試験問題にできそうです。
大意のように理解しましたが、どうも自信がありません。
「宮本」、神主さんでしょう。「宮」の「呂」がよくみるくずし字になってません。
「相談」と「相模」をどうも見間違えてしまいます。
「致し可呉様」、この「致」はわかりずらい。「し」が右側に、「可」が小さく、「呉」は2文字のように見えます。
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