2019年4月28日日曜日

変事出来二付心得覚記 その164




 P.80 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
組 頭   代 八
くみがしら だいはち

名主  太次郎
なぬし たじろう

名主  町 田瀧 之助
なぬし まちだたきのすけ

岩 鼻
いわはな

  御役 人 中  様
  おやくにんちゅうさま

  別 段 二此 文 言 出 候
  べつだんにこのもんごんだしそうろう

前 書 之通  奉願      候   所  、猶 御糾
ぜんしょのとおりねがいたてまつりそうろうところ、なおおただし

之上右両人共腰縄村御預ケ
のうえみぎりょうにんどもこしなわむらおあずけ


(大意)
組頭 代八
名主 太次郎
名主 町田瀧之助

岩鼻お役人中様


別段に以下の文言を出しました。

前書のようにお願いしましたところではありますが、さらなるご尋問
の結果、先の両人は腰縄村預かりを


(補足)
ここの「様」は、旁の下部分が「次」のように見えます。

「腰縄」、「軽い罪の囚人を護送する際などに,腰の部分に縄をかけること」とあります。


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