2019年4月26日金曜日

変事出来二付心得覚記 その162




 P.78 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
慶 應 二年 寅 七 月   親 類  清 五郎
けいおうにねんとらしちがつ  しんるい せいごろう

五人 組  惣 次郎
ごにんぐみ そうじろう

 政 次郎
どう まさじろう

同 組
どうくみ

 百  姓  紋 次郎
 ひゃくしょうもんじろう

親 類  久太郎
しんるい くたろう

五人 組  倉 次郎
ごにんぐみ くらじろう

五人 組  弥次郎
ごにんぐみ やじろう

同  梅 八
どう うめはち

同 組
どうくみ

 百  姓   豊 五郎
 ひゃくしょう とよごろう

親類   茂助
しんるい もすけ


(大意)


(補足)
 おもだった村人全員の連名で岩鼻お役所へ「御慈悲之御沙汰奉願上」っています。

「慶應」、「广」がともに冠のように小さく上部にあります。
「七月」のような場合はくずし字になってません。「有」のように部品のときはくずし字になってます。
「親類」、「親」があるので次の字が「類」と推測できますが、単体なら読めません。
「五人組」、「五」は難しいです。「組」はなんとなくわかります。
「同」、何度もでてきてます。とても簡略化されたくずし字。「同断」の表現でもよく出てきます。

名前は難しい。
翻刻された資料があるので、それを頼りに読んでます。


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