2019年1月26日土曜日

変事出来二付心得覚記 その72




 P.25 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
一 金五千両    代 八
          だいはち

一 金三千両    幸 次郎
          こうじろう

一 金千両     武 助
          たけすけ

一 金五百両    庄  右衛門
          しょうえもん

一 金三百両    惣 次郎
          そうじろう

一 金三百両    良  硯
          りょうけん

一 金百両也    角 太郎
          かくたろう

(大意)


(補足)
 引き続き、金額と署名が記されます。

千両、百両と日本の記数法では壱が省略されてます。
「両」がこれだけ出てくると、しっかり覚えられてよし。
最後の行は、「也」があります。

 名前は難しい。
しかし、ここでは丁寧に書かれているとおもいます。
「良硯」(りょうけん)としましたが、わかりません。

 村役人たちの資産状況に応じて(「振合」)、施金の持ち分を決めたのでしょう。

合計すると23200両となりました。

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