2026年7月2日木曜日

大日本物産圖會その11

P11 国立国会図書館デジタルコレクション蔵

P11_1

(読み)

伊賀 國 磨砂(ミカキスナ)

いがのくに   みがきずな


磨砂(ミカキスナ)ハ山 田郡 長  の山 より

   みがきずな はやまだぐんちょうのやまより


出す砿属(クワウゾク)尓して其 色 白 き

だす   こ うぞく にしてそのいろしろき


こと雪 の如 し其 用 銅鐵(ドウテツ)を磨

ことゆきのごとしそのよう   どうてつ をみが


き畳表(タ〃ミヲモテ)を製 するに用 由

き   たたみおもて をせいするにもちゆ


又 是 を篩(フルヒ)ひ香 具を和し

またこれを  ふるい いこうぐをわし


紅 をさして歯磨薬(ハミガキ)を

べにをさして    はみがき を


製(セイ)することおび多ゞし

  せい することおびただし


此 砂 ハ白 亜の稉  尓して

このすなははくあのうるちにして


粘  奈しといふ

ねばりなしという

(大意)

(補足)

「磨砂(ミカキスナ)」、『みがきずな磨き砂】① 金属製の器物などを磨くのに用いる,炭酸カルシウムを主とする白色の粉末。玄米の精白にも用いる。磨き粉。② 江戸時代,鉄漿(かね)を落とすための歯磨き粉。』

「山田郡」、『山田郡(やまだぐん)は、三重県(伊賀国)にあった郡』。

「稉」、『うるち【粳】一般に,炊いて飯にする,粘り気の少ない米。うるごめ。うるちまい』

 露天掘りです。露天掘りで、すぐに他のものがおもいうかぶのはセメントの原料、石灰石ぐらいです。日本で自給自足できるまれにみる製品がセメントです。

 

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